【体験談】椎間板ヘルニアになったので発覚した経緯とMRI検査の流れについて
椎間板ヘルニアになりました
腰痛が治らなかった
実はここ半年ぐらい腰痛に悩まされていた。
俺は筋トレをしているから腰を痛めるなんてよくある事だし、負担のかからない種目をしていればいずれ治るだろうと考えていた。
でもいつまで経っても治らないから、重い腰を上げて病院で検査をしてみたら「椎間板ヘルニア」だった。
この記事では、椎間板ヘルニアが発覚した経緯やMRI検査の流れについてを書いてみる。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアを理解する上で、まず「椎間板」と「ヘルニア」について個別で理解する必要がある。
ここについては俺も専門家ではないので、Wikipediaから参照した情報になる。
椎間板とは
椎間板とは、椎骨と呼ばれる脊柱を構成している一つ一つの骨の間に存在する円形の線維軟骨。ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む線維輪から成っており、椎骨にかかる衝撃を吸収する。また、椎骨の微妙な動きを可能にする軟骨関節を形成し、靭帯とともに脊椎を保持する役割を持つ。
引用元:Wikipedia
ヘルニアとは
体内の臓器などが、本来あるべき部位から「脱出・突出」した状態を指す。
引用元:Wikipedia
椎間板ヘルニアとは
つまり椎間板ヘルニアとは、腰の骨の間にあるゼラチン状の軟骨が本来の場所から飛び出してしまう事。
それによって飛び出した軟骨が神経を圧迫し、腰痛や足の痛みを引き起こすのが椎間板ヘルニアなんだ。
発覚した経緯
痛めたのは筋トレのせい
冒頭に書いた通り、腰の痛みが出たのは半年ほど前からで、その時は「筋トレによって負担がかかって痛めたのだろう」と考えていた。
というのも筋トレ中に痛みを発症したのではなく、気が付いたら痛くなってたもんだから、疲労が蓄積して負荷がかかっているだけで休めばいずれ治るだろうと考えていた。
デッドリフトができない
しかしいつまで経っても腰痛が直る事はなく、調子の良い人悪い日ではっきりしていて、筋トレにも悪影響が出ていた。
特にデッドリフト(下に置いたバーベルを持ち上げる種目)では、100キロでセットを組んでいたのが70キロ1発しか上がらなくなっていた。
調子の悪い日はシャフト(20㎏)を持ち上げただけで腰に痛みがあって、その日のトレーニングを変える事もあった。
前かがみが辛い
そして先日、腰の調子が悪い日だったが、前かがみになる事でさえ、ほぼできなくなっていた。
自分でもビックリしたのだが、立った状態から体を前屈させると、膝より下に手が伸びなくなっていた。
さすがにこれはおかしいなと思い近くの整形外科に行くと、椎間板ヘルニアの症状があるからとMRI検査を進められ受ける事になった。
MRI検査の流れ
MRI検査のできるセンターへ
俺が行った整形外科はMRIの機材がなかったので、別のセンターへ案内されそこへ行く事になった。
紹介状を受付で渡すと、待合室へ案内された。
更衣室で着替える
待合室で呼ばれると、検査着を渡され更衣室へ向かった。
MRIは核磁気共鳴画像法と言われ強力な磁場が発生するので、金属類含め私物の持ち込みは厳禁。
ロッカーに持ち物を預け検査着に着替えると、MRI装置のある部屋へ案内された。
なお体の中に金属類が入ってないかと、閉所恐怖症でないかを事前に聞かれる。
金属探知機で検査して部屋へ
まず部屋に入る前に、金属探知機で全身を検査をされる。
なぜこんなにも入念にチェックをするのかを調べてみると、過去にMRI装置が金属を引き寄せて死亡した事例が海外であるそうだ。
検査中は身動きが取れなくて暇
MRIの装置に仰向けで寝ると、全身をガッチリと固定される。
それと緊急時に自分から発信ができるように、手にブザーを握らされる。
検査が始まると、とにかく音がうるさい。そしてそれが20分も続くから苦痛で暇。
着替えてディスクをもらって出る
20分経過して装置から出てくると終了。着替えて待合室に戻り料金を払って出る。
その場では結果を教えてもらえなくて、検査のデータが入ったディスクを受け取る。
それを最初の整形外科へ持って行って見てもらう事になる。
MRI検査の料金について
MRI検査の料金は保険料三割負担で7300円だった。
整形外科で検査結果がわかる
最初の整形外科に戻り、受付でディスクを渡してから小一時間待つと、診察室に案内される。
診察室に入り、先生の嫌な間の沈黙の後「やはり椎間板ヘルニアですねぇ・・・」と言われ、発覚する。
画像を見ると確かになってた
これが俺のMRI検査の画像で、真ん中の白い部分が椎間板なんだけど、下の所は白くなくなっている。
これは水分とかが抜けて、椎間板がスカスカの状態になっているらしい。怖い。
画像検索をしてみたら似たような画像がたくさん出てきた。
今後の治療法
基本的には自然治療
椎間板ヘルニアに治療法は、基本的には自然治療という事になるらしい。
幸い俺の場合は左右のズレがなかったため、足のしびれには繋がっていないらしい。
椎間板ヘルニアに有効なストレッチ
椎間板ヘルニアに有効なストレッチがあって、マッケンジー体操というものらしい。
うつ伏せの状態から体をそらすこの動きが良いのだとか。早速この日からやってみる事にした。
痛み止めはトレーニングの何分前に飲んだらいいか聞いてみた
痛み止めの"ロキソプロフェン"を処方してもらったのだが、せっかくなら筋トレ時に痛みを無くしたいので
「痛み止めはトレーニングの何分前に飲んだらいいですか?」と聞いたら、真面目に怒られた。
医者から「トレーニングのために出している薬じゃないから安静にしとけ」と言われたが、たぶんそれができないからこうなってる。
まとめ
今のところ日常生活はそこまで影響は出ていないが、これで当面の間は筋トレに制限がかかるから辛い。
もっと早く検査をしていれば・・・ここまで酷くならなかったと思うと後悔。
今まさに腰痛がなかなか治らないって人は、しっかりと検査をする事をおすすめする。
1つ確実に言える事それは、腰が痛いならデッドリフトはするな。