【ダイエット】アンダーカロリーで痩せないとか言ってるやつはこれを見ろ!
アンダーカロリーで痩せない
結論:ありえないです
よくダイエットしてるのに全然痩せないとか、アンダーカロリーなのに体重が落ちないとかそんなこと言ってる人がいる。
結論から言うと、アンダーカロリーで体重が落ちないっていうのは絶対にありえない。
エネルギーは無から湧いてこない
カロリーとはエネルギーの単位のことで、1gの水の温度を1℃上昇させるエネルギーの事なんだ。(1kgの水を1℃上昇させるエネルギーはキロカロリー)
もし摂取カロリーよりも消費カロリーが上まっているのに体重が落ちないとなれば、どこからエネルギーが湧いてきたんだという話になる。
そんなことが実現できれば、エネルギー問題なんてとうの昔に解決しているって話だからだ。
カロリーと脂肪の関係について
脂肪は短期間で減らない
まず知っておかなければいけない話として、脂肪は1kgあたり7200kcalであることだ。
成人男性の1日の消費カロリーが2500kcal前後と言われているから、 脂肪1キロ減らすのに計算上は3日間絶食すると同じくらいということになる。
1ヶ月で脂肪を1kg減らそうと思ったら、1日あたり240kcalのアンダーカロリーを毎日続けるということなんだ。
つまりダイエットの成果は、そう簡単に現れるものではないということだ。
体重の増減は水分量によるものがほとんど
よく3日で3キロ痩せましたみたいな話があるが、それは体内の水分量が増減しているだけであって、脂肪が減ってるっていうのは間違い。
食事量を戻したら体内のグリコーゲンの量が増えて体重はすぐに戻ってしまう。
だからダイエットをしたい場合、ある程度の長い期間で考える必要があるんだ。
自分の消費カロリーを知る
計算から割り出す
アンダーカロリーを実現するためには、自分の1日の消費カロリーを知る必要があるんだけど、 基本的には計算で割り出せる。
自分の身長や体重を入力すると、おおよその値が取り出せるサイトがあるからそこで試してみて欲しい。
⇒1日の消費カロリー計算サイト
ただしこれは個人差があって、 エネルギーを吸収しやすい体質かどうか、筋肉量や活動量が多いのかどうかでも変わってくるからあくまで参考で見て欲しい。
過去1年の増減で割り出す
自分がアンダーカロリーになっているかどうかは、 過去1年間で体重がどれくらい増減してるかどうかで割り出すことができる。
例えば1年間で体重が5kg増えていた仮定する。
脂肪1kgは7200kcalだから5kgだと、7200kcal×5kgで36000kcalだ。
この36000kcalを365日で割ると98.6kcal、1日あたり98.6kcalとなる。
つまり1年間で体重が5キロ増えたなら、1日あたり平均100kcal程度プラスになっているということだ。
1年間体重が変わってなければ、消費カロリーと摂取カロリーが釣り合っている状況。
こんな感じで、過去1年間の増減から逆算して割り出すことができる。
正しくカロリー計算をする
しっかりと計算をする事が大事
ここまで理解した上でアンダーカロリーなのに痩せないと言ってる人は、 そもそも摂取カロリーの計算が間違っている可能性が高い。
例えば、ドレッシングをドバドバかけているにもかかわらず調味料はカロリー計算に含まないとか、そういうこともありえる。
ドレッシングなんかは脂質を多く含んでいるので、サラダ本体よりもカロリーが高くなることが多い。
他にも、350ml缶のジュースを飲んでいるにも関わらず100mlあたりで計算をしているとか。
このように正しく計算ができなければ、摂取カロリーは大きく変わってくる。
間食や飲み物もちゃんとカウントする
間食や飲み物からも、ちゃん摂取カロリーを計算しよう。
なんとなく体に良さそうだからと思って飲んでいるようなスポーツドリンクも、 結構なカロリーが含まれていることが多い。
自炊をしていると難しくなる
それ自炊をしている場合、摂取カロリーを把握するのはさらに難しくなるだろう。
市販で売っているものなら、カロリーが表記されているので計算が楽。
だいたいこれくらいだろうと、なんとなくで考えていてはダメ。
まとめ
アンダーカロリーで痩せないということは絶対にありえないし、 だとしたら本当はアンダーカロリーなっていないというのが答え。
ダイエットはそう簡単に結果が出るものではないから長期的に見ることが大事。
そして体重の増減幅は水分量によって左右されるから、あまり気にしないこと。
カロリーはあくまで”エネルギー”だから、無から湧いてくることはない。
たとえすぐに痩せなかったとしても、正しく計算をして長い目で見ていこう。