nasne(旧型)を6年使った感想 新型バッファロー版との比較
nasneとは
nasneとはソニーより発売されていたネットワークレコーダー
一言でいうとテレビを見る為のチューナー兼レコーダー
この製品の強みはパソコン、スマホ、タブレット、PS4等から視聴、録画をする事ができる点。
※PS5は2021年末に対応予定
我が家では自分が一人暮らしを始めた6年前に導入した。本日までフル稼働している。
テレビを個別で持つ必要性がなく、パソコンでテレビが見れるという事で購入した。
自分が購入したソニー版のnasne(旧型)は販売終了していて、つい最近バッファロー版の新型が出たらしい。
今回はnasne本体や対応アプリの使用感を含めレビューしていく。
nasneの接続方法
nasneの接続イメージ図
ルーターとnasneをLANケーブルで接続し、テレビアンテナとnasneを接続し
付属のB-CASカードをセットすると接続完了。これでルーターと繋がったPCやPS4と接続ができる。
テレビアンテナに接続するため、なにかと線がごちゃごちゃするがnasne本体はコンパクト。
邪魔にならない所に隠して置けるサイズだ。ルータの隣においておくのがベター。
nasneの視聴方法
テレビで視聴する場合はPlayStation4とアプリ「torne」のインストールが必要。
iOS/Androidで視聴する場合はアプリ「torne mobile」のインストールが必要。
※torne mobileは610円の初回課金をしないと視聴ができません。
パソコンで視聴する場合は「PC TV Plus」のインストールが必要。
※初回14日間の無料期間終了後は3300円のライセンス料を支払うと継続できます。
自分はPCで視聴しているため、1台分のライセンス料金を支払った。
nasne本体が2万円以上するのにライセンス料3300円は普通に高い。
nasneを6年間使ってみた感想、レビュー
自分はPCでの視聴なので「PC TV Plus」の使用感をレビューする。
結論から言うと、問題なくテレビ視聴&録画できるが使いにくい部分も多い。
まずチャンネル切り替えが少し遅い。やはりネット回線を通してるためか少し時間がかかる。
一番の難点は録画した番組を視聴している時にシークバーを動かしたり
15秒スキップを連発すると高確率でアプリがフリーズして強制終了する。
(これに関してはPCとの相性によるのかもしれない)
便利な点もあって、
PCであるがゆえにやはり番組検索がしやすい。この辺はPCが文字入力に長けた端末である事からこそ。
あらかじめ検索文字に該当する番組をリストアップしてテンプレートとして登録できる機能も便利。
例えば「ニュース」という文字を登録しておくと、全チャンネルのニュース番組が一覧表示され
そこから録画ボタンを押すと、録画予約をする事ができる。
他にも便利な機能として、その地域で一番録画予約の多い番組をランキング化する機能もある。
この機能で表示されたランキングを見ると人気のある番組がひと目でわかる。
要約すると問題なく使えるが、しっかりしたテレビ内蔵の物と比べると少し劣るといった感じ。
旧型nasneと新型nasneの違い、比較
旧型と新型の違いを書き出すと以下の通りとなる。
なお自分は新型を入手していないのであくまでおもな変更点を情報を箇条書きにしただけだ。
旧型nasne ソニー(SIE)版
・内蔵HDD容量が1TB
・外付けHDD対応容量2TB
・ポータブルHDD/SSDに非対応
・torne mobileがHD画質で視聴不可
・PlayStation3/Vitaに対応
新型nasne バッファロー版
・内蔵HDD容量が2TB
・外付けHDD対応容量6TB
・ポータブルHDD/SSDに対応
・torne mobileがHD画質で視聴可
・PlayStation3/Vitaに非対応
一番大きな変更点はHDDの容量面だろう。
バッファロー版では内臓HDD2TBと外付けHDD6TBを合わせると最大8TBとなる。
自分は内臓HDDの1TBのみで6年間持っているがさすがにいっぱいになってきた。なんとかやり繰りしてる。
こまめに消していれば1TBでも問題ないかもしれないが、やはり容量が多いに越した事はない。
まとめ
PCでテレビを見たい人は良い選択だと思う。(ライセンスは高いと思うが)
PCで見た録画番組の続きを外出した先でスマホから再生する事ができるのも便利。
自分は6年間これ1つでテレビ視聴をしてきた。
PCのアプリは多少難ありだが導入してよかった機材の1つだ。
今は売り切れで価格が高騰しているようだが、
落ち着いたら新型が出たこの機会に購入してみてたいかがだろうか。